二代目恋川純 「口上」

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自ら「しゃべりすぎ」というほど長い、二代目恋川純の名物、口上。異例づくしのコロナ禍での興行のなか、7月の千秋楽に向けて語った口上を、ダイジェストでお届け!

7月26日(日)

日曜日は連休の最後ですので、明日から仕事で、(観劇は)今日が最後という方もいらっしゃるかと思います。大変な状況のなかひと月お世話になりまして、ありがとうございます。

幕が開かないんじゃないかとか、いろんなことを心配しながらでございましたけれども、無事に毎日幕を開けることができました。

いままではもっとお客さんを入れたい、もっと呼びたいということばかり考えていたんですけれども、いまは幕が開かなくならないように、気をつけながら、考えることがたくさん増えて、またそれで考え直させられることもたくさんありました。

そんななか全国を回っていくこの旅芝居の大衆演劇、これからも末長く続けていきたいと思いますし、続けられるように、劇団の座長も座員も、ひとりひとりが責任感をもってやっていかないといけない時代になってきたなと、ほんとに思っております。

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