一声、二顔、三姿芝居に大切なのは第一に声、次に顔と言われている。鵣汀の台詞回しを聞いていると、十八代目中村勘三郎を思い出す。化粧をした顔もよく似ている。きちんと腰を落として踊るのは、歌舞伎を知っている証拠。2024年から、さらにギアを上げて走り始めるという。新しい大衆演劇が生まれようとしている。1993年5月11日生まれ、2歳で初舞台、4歳で座長になりたいと宣言。10歳で副座長、20歳で座長を襲名。弟の祀武憙座長と二枚看板。